韓国女性DJへの「性暴力」問題、主催者は刑事告訴を表明 大阪府警も投稿確認...捜査状況を聞いた

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「主催者から相談はまだない。当日の整理は主催者の責任で行う」

「このような行為は性暴力、性犯罪であり、断じて許すわけにはいきません。被害に遭われたDJ SODA様への最大限のサポートを行いつつ、このような卑劣な犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存です。今回の犯罪行為に及んだ方については、様々な角度から犯行現場をとらえた映像がありますので、早期に特定することが可能と思われます。犯罪行為に及んだ方は、すみやかに警察署に出頭し、また当社にご連絡ください」

   10年目を迎えた音楽フェスでは、「このような事件が初めて発生した」とし、「誠に残念であり、主催者として遺憾の意を表明します」と述べた。そのうえで、「事実関係を調査し、このようなことが二度と起こらないよう、再発防止を徹底してまいります」としている。

   会場を管轄する大阪府警の泉南署は8月15日、J-CASTニュースの取材に対し、同日昼過ぎ時点では、主催者から連絡や相談は受けていないと説明した。

「ご本人がツイッターで訴えた写真などの投稿は、こちらでも見ています。当日は、警察への通報はありませんでしたので、警察官は出動していません。まだ被害届は出ておらず、胸を触ったという人の警察への出頭もありません」

   当日の警備状況については、こう述べた。

「道路や駅などが人であふれるような状況では、警察が雑踏警備を担当します。しかし、主催者から交通整理などの依頼はなく、当日もそれほど人が集まっていなかったと聞いています。イベント内は、自主警備になっています。警察が出演者を守るようなことはしておらず、人員整理については主催者の責任で行うことになります」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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