「やはりコロナのニュースがきましたね」と金曜日司会の江藤愛アナウンサーが切り出したのは28日(2023年4月)THE TIME,関心度ランキングの1位が「5類への引き下げ」だった。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけについて、ゴールデンウィーク明けの5月8日から季節性インフルエンザと同じ5類にすることを政府が正式決定した。ちょうどこのタイミングで、韓国からは新系統のオミクロン株の情報が入った。
マスク着用めぐっても変化が
杉山真也アナウンサー「コロナの常識も大きく変わるようです」
5類移行後は、全国の病院の90%にコロナ患者も入院できる。外来診療は、現時点で4万2000カ所の対応が最大6万4000カ所に「拡充」されるという。THE TIME,は触れなかったが、法律にもとづく外出自粛要請は止め、医療費の一部が自己負担となる。マスクの着用は「着用奨励に行政が関与」から「個人や事業者の判断にゆだねる」に変わる。
一方、韓国では新型コロナウイルスの新たな系統のオミクロン株「KBB.1.16」が初めて検出された。その特徴は、目のかゆみだという。子供や青少年には「目ヤニ」も特徴的だそうだ。インドなどで拡大いていたもので、韓国でも152件が確認されたと地元メディアが報じた。
日本での報告はまだないが、国際医療福祉大学の松本哲哉教授は「目に症状が出るのは今までにない特徴です。国内で流行の主流になる可能性もあり、頭の片隅にこういう症状も一つのパターンなんだと理解しておく必要があります」と話している。法律上どう分類されようと、コロナウイルスが消えてなくなるわけではない。
(あっちゃん)