マンデラ追悼式「手話通訳ものまね」だれも気づかず4時間でたらめに手ヒラヒラ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   10日(2013年12月)の南アフリカのマンデラ元大統領の追悼式で、オバマ米大統領らの追悼スピーチの横で行っていた手話通訳がまったくのでたらめというか、手話ものまねだった。しかし、主催側が雇った男らしく、4時間ずっと手話通訳パフォーマンスを続けていた。

   岸本哲也リポーター「タムサンカ・ジェンディという男で、地元ラジオ局に『自分はこれまで何度か国際会議での通訳を務めたこともある。南アフリカの手話通訳の頂点に立つ人間。チャンピオンだ』と答えています」

専門家「南アフリカの手話でもない。ただ手を動かしてるだけ」

   世界の手話に通じているジェトロの森壮也主任調査研究員はタムサンカが通訳している映像を見て、「手話には世界共通の手話もあれば、イギリスだけとかアメリカだけという、その国独自の手話があります。しかし、この動きは南アフリカの手話ではありません。ただ手を動かしているだけ」という。

   追悼式が始まる1時間前にタムサンカは会場に現れ待機していた。タムサンカは「あの瞬間、天使が舞い降りてくるのが見え、手話通訳を続けるのが困難な状況に陥った」と意味不明なことを語っている。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト