阪急阪神ホテルズ系列のレストランで、メニューで表示していたのと異なる食材を長年使用した例が多数見つかった件で、きのう24日(2013年10月)に経営陣が会見を開いた。
しかし、なぜそうした事態に至ったのか、その経緯などはいまだハッキリ、スッキリとしない。ホテル側はメニューの文言は間違ってはいたが、客をダマして利益を上げようとする意図などはなかった、従ってこれは「偽装」はなく、「誤表示」であるなどと主張した。
説得力ゼロ!世間の怒りに油注いだ会見
偽装ではなく誤表示という言い分は、もちろんコメンテイターにもウケが悪かった。「これは偽装ですね」(キャスター・テリー伊藤)、「社長の会見は利用者、消費者を納得させるものではなく、かえって憤りを感じさせる」(菊地幸夫弁護士)
それにしても、会見における「誤表示」への執着からして、このホテルは言葉の正しい使い方、メディアでの使われ方にかなりこだわりがあるらしい。しかし、メニューの言葉はそれとは裏腹に、ずいぶんとおざなりに発せられ、なおざりにされていたようである。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト