伊良部秀輝、現役引退を表明 「ボールを置くことにしました」

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   ロッテや大リーグのヤンキース、阪神などで活躍した伊良部秀輝投手が2010年1月18日のブログで、「ボールを置くことにしました」と現役引退を表明した。

   伊良部は、阪神でプレーした05年にも引退を表明。現役を退いていたが、09年4月、アメリカ独立リーグのチームに入団し、復帰を果たした。同年8月には四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団したが、9月に右手首腱鞘炎のため退団していた。

   伊良部は、腱鞘炎と診断された後、セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めアメリカの病院で診断を受けたが、手術か無期限のリハビリが必要と診断されたため、引退を決めたという。

「アスリートとして、『老い』というものが現実に迫った、と受け止めるしかないと思っています。よって、今回はボールを置いて、第2の人生を考えて行きたいと思っています」

と心境を綴る。大リーグから日本の独立リーグまでを経験した伊良部は、「僕にボールを握る機会を与えてくれた人々には本当に感謝しています」とし、「別の形で野球界に何らかの貢献をする機会に恵まれたなら、全精力をつぎ込んで前向きに取り組んで行きたい」と今後の方針を述べた。

   これを受けて、コメント欄には「復活の決断とその後の活躍には私自身大いに力を頂いていました」「復活の夢を見させてくれてありがとうございました」などと、40歳になっても復活を模索し続けた、かつての日本球界最速投手に賞賛する声が寄せられた。<テレビウォッチ

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