飯島愛「友人」たちの涙の白々しさ
文春の左トップは「朝日一面スクープに渡辺トヨタ社長が怒った!」。4月に社長交代があると朝日が書いたことにちょっかいを出しているのだが、わずか2ページで、それも、朝日の報じたことが正しいのか誤報なのかが、いくら眼光紙背に徹してもわからない。
新潮が、年末に「孤独死」した飯島愛について、一番ページを割いていたが、覚醒剤などの中毒死ではないようだが、よくわからない。
飯島と親しかった私の友人は、彼女が死んだのは12月の6日頃ではないかといっていた。とすれば、2週間以上、誰も気付かなかったことになる。テレビに出て友人面してしゃべっているタレントたちの涙が白々しく見えてならない。
「厚さ勝ち」の現代の売りは人気マンガ「特命係長只野仁」リターンズ。彼のルーキー時代に遡り、彼がなぜ「特命社員」になったのかが明かされるというのだが、14ページはいかにも短い。老婆心ながら、いっそのこと、もう一本のゴルフマンガをやめて、毎回24ページにしたらどうだろう。テレビとの相乗効果を狙うなら今しかない。
前途多難を思わせる船出だが、各誌書いてるように「ピンチのときこそチャンス」ですぞ。