藤田観光は2016年4月21日、同社連結子会社の鳥羽リゾートサービスが、三重県鳥羽市で運営する「ホテル鳥羽小涌園」の営業を9月30日をもって終了することを発表した。
同ホテルは、海が一望できるロケーションに位置したシーサイドリゾートホテルとして1965年に開業。以来、藤田観光のリゾート事業の中核としてグループ発展の一翼を担ってきたという。
開業から50年が経過し施設全体の老朽化が進み、近年は収益低迷の状態が続いており総合的な判断により現施設での営業を終了することにしたという。
藤田観光グループでは国内主要リゾート地での積極展開を行っており、今後は「鳥羽小涌園」跡地の再活用を含め鳥羽エリアでの新規出店について検討するとしている。