思わず笑顔。ゲームってそこがいいですよね。
UNOや人生ゲーム、一度はやったことありますよね? 今、密かにブームになっているのが、そんなアナログゲーム。ビデオゲームとは一味違った味わいがあります。
今回2回目となる「ビジネス脳を刺激する!アナログゲームサロン」も、前回同様にとっても盛り上がりました。「よっしゃ、勝ったぁ~」とか、「あ! ひっかかった!」、「えーー、ここでそれ出すかなぁ。」など、一緒にテーブルを囲むメンバーとの会話もはずみました。まさに、普段は使わないビジネス脳が刺激された方も多かったようです。
実はアナログゲームフリークの、R藤本さんが登場
今回の参加者は総勢48名。応募多数によって、座席を増やしてもなおいっぱいで、早めに募集を締め切らせていただいたほど人気でした。今回司会にお呼びしたのはドラゴンボール芸人のR藤本さん(よしもとクリエィティブ・エージェンシー所属)です。知る人ぞ知る高円寺のボードゲーム屋「すごろくや」常連で、さらに働いていたこともあるというR藤本さんに、オススメアナログゲームを4本ガイドしていただきました。
今回の司会は地球人のR藤本さん。ベジータではない。
また、今回も第1回と同様にクリエイターを中心としたアナログゲームコミュニティ「Anaguma」のメンバーさんたちが強力にバックサポート。各テーブルをAnagumaメンバーがまわり、疑問に答えました。
そして、会場内の誘導は、Nagatacho GRiDでGaiax Community を運営する皆さんが担当してくれました。
「Anaguma」の朝倉さん
Gaiax Communityを運営する大川さん。
UNOとジェンガの要素がどうやって一緒に?「キャプテン・リノ」
まずR藤本さんが取り出したのは、名作「キャプテン・リノ」。サイの「リノ」がどんどんビルをよじ登っていくのをみんなで手助けするというストーリー。
R藤本さんは、巨大版をプレイ。
プレーヤーは、順番に1階ずつ壁を立ててから床をてっぺんにおいていきます。キャプテン・リノが書かれた床を置かれた次の人は、重いリノをその床に移動させなければなりません。この辺がジェンガっぽいですね。
壁と床を積み上げて...まだ大丈夫。崩れない。
床のカードには種類があって、1枚余分にとらされるもの、順番を飛ばすもの、逆になるものなどの攻撃カードがあります。この辺がまさにUNO。邪魔をしながら、壁と床を順番に組み立てていって、タワーをどんどん大きくしていくのです。
つまり、このゲームの勘所は、いかに他人に「壁と床をおきづらくさせるか」。あるいは「順番を飛ばすか」。そして、リノのカードを出すタイミングも、回数をかさねるたびにみなさん巧みになっていきましたよ!
会場の一体感がすごい!「あ―――っ」息をのむ瞬間。
R藤本さんは、巨大版をプレイ。脚立が必要なほど巨大なこの特別版がグラグラする様は、緊張! ビールもふるまわれた会場では、「しまった!呑んだら手が震えてしまうー!」と大盛り上がり。
しりとりがこんなに難しいとは...「ワードバスケット」
2つめにR藤本さんが紹介したのは、「ワードバスケット」。このゲームは、誰でも知っているしりとりをアナログゲームに転化したものです。ところが、すごく難しくて、大のオトナたちでも言葉が思いつかずにストップしてしまうほどでした。
言葉が思いつかずにストップしてしまうことも・・・
ルール自体は簡単。場に出ているカードを頭文字として、自分の持っているカードを最後の文字にするだけ。つまり、場が「す」で、自分で「か」を持っていたら、「すいか」といいながら「か」を切れます。中には「あいうえお」どれでもOKなワイルドカードがあったり、文字数が限定されているカードがあったり。
みんな真剣・・・
勘所は、連続して出せる筋道を整えておくことでしょうか。頭文字だけならしりとりは簡単ですが、最後の文字も合わせることがどれだけ難しいか。ぜひやってみてください!! あまりに難しいので、みなさん自分しか知らないような単語をだしちゃったりすることも。「あれ、そのプロレスラー知ってる!」なんて会話で仲良くなっている人達もいたようですよ。
反射神経が問われる「ゴビット」
3つめのゲームは、食物連鎖をテーマにした「ゴビット」。虫<カメレオン<蛇といった順で捕食関係がありますが、蛇は虫を食べられません。でもゴリラは全部食べることができます。
食物連鎖をテーマにした「ゴビット」
場のカード、プレイヤーのカードも伏せた状態でスタート。自分の番になったら、自分の山のカードをめくります。この時に、上の捕食関係が成り立っていたら、捕食するカードを叩きます。食べられたくなければ、叩かれる前に抑えて守ります。おてつきをしてしまっても、ダメ。
みんな真剣。ドキドキです!
このゲームは、手札がなくなってしまっても「お邪魔幽霊」として参加できるところが味噌ですね!
センスを解き放て「#ミダシショクニン」
最後にプレイしたのは、J-CAST製作の「#ミダシショクニン」。
手札を見ながら、会話も盛り上がります!
見出しの要素となるカードをならべて、いかに読まれそうな見出しを作るかという勝負です。「炎上」「リアル」「やばすぎる」「【全文】」「食べてみた」などの、おきまりの文句が並ぶ中、みなさんに作っていただいたのは...
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R藤本さんの作品は「巨乳」「食べてみた」・・・(コメント難しい!!)
作品の発表は緊張の一瞬!
大喜利系ゲームの醍醐味は、毎回同じパターンにはなりにくいこと。センスも問われてドキドキです。そして、まさか!!の見出しで爆笑の渦に巻き込まれているテーブルも・・・
ゲームはコミュニティを溶かし、なめらかにする
たった2時間のイベントは、あっという間に時が過ぎてしまいました。しかし、このイベントにはもう一つの楽しみが・・・それは、イベント後の懇親会。
イベント開始まもなくのぎこちなかった会話は、ゲームで盛り上がった後の懇親会では至るところで話の花が咲くほどに。ゲームで感情を共にして遊んだ仲間は、あっという間にコミュニティを溶かし、会場全体をなめらかにしました。
ハーゲンダッツの新作「カナディアンメープル&ウォルナッツ」!
かわいい!と好評いただいたフィンガーフード!
J-CASTスタッフも大奮闘!楽しいひと時です!
今回も、様ざまな職業の方や、肩書の方、年齢、性別もまちまちな多くの方にご来場いただきました。普段の仕事から解き放たれつつも、ときに真剣で、ときに大爆笑の時間を過ごすうちに、気がつけばちょっと違った異業種交流会になったのではないでしょうか。ご来場の皆さまを結びつけてくれるのも、アナログゲームの魅力の一つかもしれませんね。
盛り上がった懇親会に欠かせなかったのが、たくさんのお菓子やお飲み物です。ご提供くださった協賛企業の皆さま、本当にありがとうございました。
ゲームイベントにぴったりの会場はGaiax Communityさまのご提供!
会場の「GRiD」の文字が光っています!
ご協賛各社様、誠にありがとうございました。
今回のご参加の皆さま、そして、次は参加したいという皆さま、第3回の開催をお楽しみに!! 次回の開催予定は、J-CASTニュースのメールマガジンでお知らせします。メルマガに登録しておいてくださいね!
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今回遊んだゲームはこちら
・キャプテン・リノ
・ワードバスケット
・ゴビット
・#ミダシショクニン(ご購入申込。メーラーが起動します。)
Gaiax Communityに関心のある方はこちら
https://www.gaiax.co.jp/community/
アナログゲームサロンのページはこちら
https://www.j-cast.com/premium/analog_game_salon/
写真・文:稲垣正倫(アニマルハウス)