働くママが「仕事を辞めたい」と思ったら...仕事を諦めず続ける「3つのタイプ」の先輩たちからヒントを!【マミートラックに負けない働き方】(入澤あきこ)

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人生で初めて自分の思いどおりにいかない...子育ては、自分の人生を考えるいい時期でもある

   1つ目は、「職場に、子育てに優しい制度を取り入れてもらうよう要望を出す」です。

   具体的には時短制度の取り入れや取得期間の延長などを会社に相談するというものでした。勇気のいる行為かもしれませんが、もしまだ制度が不十分な会社なのであれば、後輩のためにも交渉しておくといいとのことでした。

   2つ目は、「自分の理想の職場を徹底的に探す」です。

   1つ目の話とも結びつくのですが、職場の人間関係、業務内容、労働環境など、条件面で自分にぴったりくる会社を探すというものです。転職サイトで転職するだけでなく、人に紹介してもらうなど、つながりの中で探してくる人も多かったです。

   3つ目は、「起業する」です。

   自分にフィットする働き方は、自分で作るというもの。時間的自由度は、この方法が一番高くなります。一方で、金銭的苦労やそれに伴う心理的負担が、一時的にはあることも覚悟しておかなくてはいけません。

   仕事と育児家事の両立がツラいから辞めたいと感じて、お金に余裕があるタイプであれば、すっぱりと「働くの辞めた?」と専業主婦になる方もいますね。それはそれでOK。立派な選択肢です。

   誰に聞いても、お子さんが小さなうちは、仕事と子育ての両立に悩むものです。ですが、子育ての繁忙期も、いつかは過ぎ去るもの。

   子育ての初期は、人生で初めて自分の思いどおりにいかないことを経験している時期とも言えるでしょう。工夫して乗り越える方法を考えることで、今後の人生での困難に対して強くなれると思います。

   大変な時期ですが、自分の人生を考えるいい時期でもあります。読者のみなさん、ぜひ一緒に人生の荒波を乗り越えていきましょうね!【つづく】(入澤あきこ)

入澤有希子(いりさわ・あきこ)
入澤有希子(いりさわ・あきこ)
子育てしながら働く女性のための研究所所長
パーソナルスタイリスト

結婚後夫の転勤で、転勤族の妻として働き方に悩み、好きを仕事にパーソナルスタイリストとして独立。子育てが始まってからの引っ越しで、金なし・仕事なし・保育園なしを経験。会社員としても働くが、子育てとの両立に限界を感じ、100名以上の子育て女性にインタビューし、「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」を出版。テレビにも専門家として出演。働き方の変え方として起業方法を伝えている。法政大卒。
ホームページ https://mamakenkyujo.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/akirisawa1209/
著書に「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」(Kindle版)他2冊。
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