働くママが子育てと仕事の両立でつまずかないために...私も実践した「3つのポイント」【マミートラックに負けない働き方】(入澤あきこ)

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ゴールは低めに...少しでも前進できればOK! 自分への甘さを

2:協力先の複数確保をする!

   保育園に入れない・実家や義実家に頼めない・ワンオペという状況だと、仕事をすること自体が難しい局面が多いですよね。資料作成など、一人で完結する仕事であれば、乳児の頃はおんぶしながら仕事ができますが、お客様と対面したり、どこかに出向く仕事は、難しいです。

   そのため、自治体のシッターサービスに登録したり、一時預かりができる保育園を利用していました。1箇所で予約が取れなくても、次はここに予約する!など、複数の預け先を見つけるようにしていました。

   それでも子供の急な体調不良など、避けられない事態は起こるものです。そんな時、やはり実家に頼れる安心感は大きく、年に1度くらいは、実家の母に子守のための出張をお願いしたこともありました。いま思うと、両親が元気だったからこそできた荒技ではありますが...。

3:罪悪感をためないこと

   ママになってからの仕事は、何かと予定通り進まないものです。人を頼る機会も増えるでしょう。ですが、罪悪感から自分を責めないようにしたいものです。

   ゴールは低めに設定し、少しでも前進できればOK!自分への甘さが必要です。また、ママになってから、周りの優しさに気づけることが多くなると思います。感謝の気持ちを忘れずに、次の世代に恩返しができればいいのではないでしょうか。

   気配りや段取り力、人間の器も、ママになってから大きく磨かれます。そして、子供は親の背中を見ているので、子供が小学生前後になってくると、仕事への理解が深まり、応援してくれるようになりますよ。

   だから、大丈夫! 働くママの皆さん、一緒に頑張りましょうね!【つづく】(入澤あきこ)

入澤有希子(いりさわ・あきこ)
入澤有希子(いりさわ・あきこ)
子育てしながら働く女性のための研究所所長
パーソナルスタイリスト

結婚後夫の転勤で、転勤族の妻として働き方に悩み、好きを仕事にパーソナルスタイリストとして独立。子育てが始まってからの引っ越しで、金なし・仕事なし・保育園なしを経験。会社員としても働くが、子育てとの両立に限界を感じ、100名以上の子育て女性にインタビューし、「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」を出版。テレビにも専門家として出演。働き方の変え方として起業方法を伝えている。法政大卒。
ホームページ https://mamakenkyujo.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/akirisawa1209/
著書に「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」(Kindle版)他2冊。
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