「ブライト500」認定企業登場!「みんなにとって良い会社」を実現するために(アジアクリエイト株式会社 佐藤 邦男会長)

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   健康経営優良法人の認定を目指す企業経営者にヒントを――。そんな思いのもと、連載中の「健康経営のススメ!」。

   これまでに認定を受けた企業や、積極的に健康経営を推進している企業の先進事例のほか、コロナ禍で社会的課題となった従業員のストレス対策として、産業医のアドバイスを有効活用する企業の事例など、できるだけ具体的なノウハウに焦点を当ててきた。

   第17回は、1989年の創業以来、愛知県豊川市蔵子町を拠点に産業用自動化機械・プラントエンジニアリング・安全体感教育装置製造を手掛ける、アジアクリエイト株式会社。

   企業にはいくつかの社会的な使命・責任があるが、同社では「みんなにとって良い会社」という経営理念を掲げている。一日の大半を過ごす職場は社員にとって社会そのもの。「働く」ことを通して、一人ひとりの人生を託せる、そんな会社でありたいと願い、健康経営に取り組んでいるという。

   従業員は35人。経済産業省の健康経営優良法人2022、2023にブライト500に認定されている。代表取締役会長の佐藤 邦男(さとう・くにお)さんに話を聞いた。

管理栄養士から食生活の改善指導で、社員の健康が高まる

――健康経営を導入されたきっかけをお教えください。

佐藤邦男会長 これまでも社内の企業風土の向上を目指して、さまざまな第三者機関の認定・認証を受けてきました。おもなものは愛知ブランド企業・あいち女性輝きカンパニー・AICHI WISH企業・ISO9001・経産省はばたく中小企業小規模事業300社・愛知県ファミリーフレンドリー企業などです。
そんななか、定期健康診断や人間ドックなどの結果が思わしくない社員が若手でも多いことがわかってきました。そのタイミングで、管理栄養士さんからオファーがあり、食生活の改善から取り組むこととし、2019年からの健康経営優良法人の認定につながりました。

――健康課題とその解決方法を具体的にお聞かせください。

佐藤会長 健診結果が悪かった社員には、管理栄養士から食生活の改善指導を行ってもらっています。外部の専門家の指導を通じて、社員も熱心に取り組んでいます。
たとえば、2日に1回、食事内容を写真で管理栄養士に報告し、アドバイスを受けることにより、15キロも減量できた社員もいます。三食きちんと食べる社員が増えるなど、着実に効果につながっています。
管理栄養士との個人面談では、食生活へのアドバイスとあわせ、さまざまなコミュニケーションを通じて心のケアにもつながり、メンタルヘルスの向上にも役立っています。
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ケータリングランチ(左)、ウォーキング風景(右)
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