やはり厳しい!? 就職氷河期世代の貯蓄・投資 世帯総額100万円未満が4割、2割が投資経験なし

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金融への姿勢が積極的なほど、「自由な働き方」を求める傾向

図7 就職氷河期世代のキャリア思考(日本FP協会調べ)
図7 就職氷河期世代のキャリア思考(日本FP協会調べ)

   このほか、調査では就職氷河期世代に、キャリア思考について金融への意識や習慣との姿勢に、照らして聞いている。

   それによると、金融の意識・習慣が積極的であるほど、キャリアアップにも積極的で、資格取得や大学院などでの専門知識の習得への関心が高いことがわかった。

   また現在、正規雇用の人は、金融への姿勢が積極的であるほど、起業やフリーランスなどの自由な働き方で働きたいという希望が高くなる傾向にあるようだ。

   調査では、「正社員ではない自由な働き方で働きたいか」との問いに、「はい」と答えた人は「積極派」の人が23.2%だったのに対して、「消極派」は4.1%にとどまった。

   「いいえ」と答えた消極派の人は50.8%と、半数を超えた。【図7参照】

   なお、調査は超氷河期世代に当たる38歳~46歳の有職者で個人の年収が500万円(税込み)未満の男女を対象に、2023年4月24日~26日に実施。サンプル数は1000。

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