家計簿をつけていると、物価高で日々ジリジリ追い込まれている感じがします。なかでも特に高くなったな、と思うのが電気代です。
しかし、気候は夏真っ盛り。猛暑でエアコンを使うと、電気代は目玉が飛び出る金額になります。なので、エアコンを使いたくても「やっぱ、もうちょっとガマンしよう」と思ってしまいます。
たしかに節電は必要だけど、無理をしてはいけません。
さらに、夏場は電力がひっ迫してしまうのも心配です。
国民としては、節電要請に応えなければなりません。省エネキャンペーンを推進する東京都の協議会は、「照明はこまめに消灯、LEDへの交換も検討を!」などの共同メッセージを公表しています。
1つひとつは小さな取り組みでも、みんなで努力を積み重ねれば節電効果は大きくなりそうです。
家庭でも職場でも、できることはいろいろあります。資源はみんなのもの。こういうこまめな節電に協力することは大切だなあ、とシミジミ思います。
よし、やっぱりエアコンはやめ、窓を開けて外の風を通し、消費電力が低い扇風機でしのぐことにしましょう。
しかし、ジワジワと流れ出る汗・・・。思わずエアコンのスイッチに手が伸びそうになりますが、
「いやいや、みんなで協力しないと。ガマンガマン」
こういう時、かつて炎天下で汗水を垂らしながら、部活動に励んでいた記憶がよみがえります。この程度でヘコたれていてはいけません。暑さに耐えながら、みんな頑張っているのです。
しかし、日差しはドンドン強くなり、気温はグングン上がっていきます。気がつくと、体温を超えているではないですか。なんとなく、意識がモウロウとしてきたような感覚に襲われる中......。
「そういや、熱中症とか怖いよな...」
家計を考えると電気代は痛いですし、節電協力もしたい。しかし、熱中症で亡くなる方もいます。命には代えられません。そこで熱中症について調べてみると、厚生労働省のパンフレットを見つけました。
そこには以下のように書いてあります。
<節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください!>
・夏期の電力不足に対して節電の取り組みが求められていますが、節電を意識しすぎるあまり、健康を害することのないようご注意ください。
・気温や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。
たしかに、節電は必要だけど、無理をしてはいけないな...。しかし、そうは思うものの、改めて考えてみると、よくわからなくなってしまいました。