イマドキ「家事が趣味の女性と結婚したい」ってアリ? 男性公務員の投稿が大炎上!「ママと結婚しなさい」「家政婦を雇ったら?」...専門家に聞いた(3)

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   「家事が趣味の女性と結婚したい」。こんな希望を強く持つ婚活中だという男性公務員の投稿が炎上騒ぎになっている。

   男性に家事をする気はなく、自分からお願いして嫌々やってもらうより、最初から「家事大好き」の女性を探したほうが面倒はない、というわけだ。

   女性たちから「家政婦を雇いなさい!」「母親を求めているの?」と嵐のような怒りが巻き起こっている。男性の要望はイマドキ許されない時代錯誤の内容か。専門家に聞いた。

  • 家事が大好きな女性(写真はイメージ)
    家事が大好きな女性(写真はイメージ)
  • 家事が大好きな女性(写真はイメージ)

「趣味」という表現は、家事の大変さを理解せず、気楽なものと捉えている

   <イマドキ「家事が趣味の女性と結婚したい」ってアリ? 男性公務員の投稿が大炎上!「ママと結婚しなさい」「家政婦を雇ったら?」...専門家に聞いた(1)>および<イマドキ「家事が趣味の女性と結婚したい」ってアリ? 男性公務員の投稿が大炎上!「ママと結婚しなさい」「家政婦を雇ったら?」...専門家に聞いた(2)>の続きです。

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家政婦を雇ってはいかが?(写真はイメージ)

――前回からの続きとなりますが、「家事が趣味でよいなら、やりたくない時に家事をしなくてもいいのですね」という反発が多数寄せられました。

川上敬太郎さん「まさにそのとおりです。趣味は自分がしたい時にだけすればよいものです。スポーツでもゲームでもプラモデル作りでも、どんな趣味でも365日休まずやらなければならないとしたら、果たして趣味として楽しむことを持続できるものか疑問です。
投稿者さんが回答者たちから強い反発を受けるのは、『趣味』という表現を使っていることで、家事の大変さを理解せず、気楽なものと捉えているような印象を与えるからではないでしょうか」

――なかには、「あなたに男性としての魅力があるなら、家事をいとわずに尽くす女性もいるでしょう。しかし、公務員であること以外に素のままのあなたに、お金があるとか、美男子であるとか、魅力がありますか」と痛烈に批判する意見もありました。

川上敬太郎さん「本来は、家事をするか否かと、結婚相手の魅力度合いとは無関係だと思います。家事は生活するうえで必要なので、家族の誰かが必ずしなければならないものに過ぎません。ただ、365日しなければならないものだけに、面倒で、大変で、多くの人は自分から進んでやりたいわけではありません。
しかし、投稿者さんが心から尽くしたくなるほど特別に魅力的な人物であれば、やりたくない家事でも快くやってくれる妻が現れるのではないか、という主旨のアドバイスなのだと思います。
ただし、回答者たちの真意は、普通はそんな特別な魅力など持ち合わせていないものなのだから、自分勝手なことを言うべきではないと戒めたいのではないでしょうか」
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