「退職金ゼロでもやりたいという、志の高い人に会長になってほしい」
額が額だけに、民間企業の退職金と比較する意見が相次いだ。
「(不適切な予算も)大問題だが、3年程度会長職を務めただけで、民間サラリーマンの一生分の退職金を超えるような額がもらえるような、国民を馬鹿にした、こんな退職金制度も大問題ではないか。こんなに優遇されながら、先も短いであろう高齢会長が、職権を乱用してまでさらなる利益を獲得したかったという強欲さも、もはや病気か。ひどいものですな」
「たった3年でこんなにもらえるのかという感想です。10%削減して1900万円? NHKに逆風が吹く中で、なんとかNHKを守ってきたから? 今もなお強いNHKの集金力を考えると、このくらいの金額はなんでもないのか? まだまだ受信料を下げる余地はありますね」
「退職金って、組織が長年働いてくれた人に安心して老後の生活出来るようにというのが本来の目的でしょう。そもそも老後の生活になんの支障もないくらいの報酬をもらい、数年でまた入れ替わるようなポストに退職金なんて不要です」
最後に、こんな意見を紹介したい。
「公共の組織なのだから退職金目当てで会長職を受ける人より、退職金ゼロでもやりたいと言う志のある方に会長になってもらいたいです」
(福田和郎)