「会社のために不正を働く」人って、最も肝心なことを見落としてませんか?【vol.17】(川上敬太郎)

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   子育てしていると、巷の商品やサービスの存在のありがたさにあらためて気づき、助けられることがよくあります。

   たとえば、ファミリーレストラン。学生時代に夜遅くまで友人と話し込んだり、社会に出てからは打ち合わせやランチなどで使わせてもらってきましたが、子どもがいると、あらためてその素晴らしさが身に沁みます。

  • 不正に手を染めていいか、よくよく考えて!(写真はイメージ)
    不正に手を染めていいか、よくよく考えて!(写真はイメージ)
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何物にも代えがたい子どもたちの笑顔引き出してくれる、あの場所!

   ハイキングとか博物館とか、子どもを連れてちょっと遠出した帰りなど、親も疲れてしまい食事の支度なんてやりたくないなー、なんて思うものです。

   そんな時、ファミリーレストランを見つけると、「今日は外食だ!」と親も子どももウキウキしたりします。お金は出ていきますが、居酒屋でお酒を飲むのに比べたら、ずっと安上がりです。もちろん、子どもたちは大喜び。

   子ども服の専門店なども大助かりです。なにせ子どもたちは、あっという間に成長します。去年買った服なのにもう小さくて着れない...なんてことはよくあります。しかし、専門店なら、デザイン豊富でお値段も手ごろ。子どもの服を選んでいると、それはそれで親も楽しかったりします。

   なかにはせっかく買ったものの、ほとんど着ないうちに小さくなってしまった服があったりもしますが、そんな時にあると便利なのは古着屋さん。売ることもできますし、逆に新品同様のかわいらしい服を割安で買うこともできます。

   ほかにも、ショッピングモールに設置されているゲームコーナーや食品売り場にあるピカチュウのショッピングカート、スマホ売り場で見かけるペッパーくんなんかも、ありがたい存在です。

   そんな子どもたちがたまに実家の祖父母のところに帰省した時などに、ちょっと高級なものを食べさせてもらったりすることがあります。すると、覚えた味が忘れられなくなり、自宅に帰ってきた後もおねだりするようになると...ちょっと厄介です。

「また、じいちゃん、ばあちゃんたちの家に行ったら食べさせてもらおうなー」

   なんて言うものの、ガッカリする子どもたちの顔を見るのも忍びなかったりします。そんな典型例のひとつがお寿司ですが、お寿司ならば強い味方がいるではありませんか。そう、回転ずしです。

   しょっちゅうはムリでも、たまにであれば奮発して、お腹いっぱい食べさせてあげることもできなくはありません。

「何回か飲みに行くのをガマンしたら、子どもたちを回転ずしに連れて行ってあげられるぞ」

そんな思いを抱かせて親を頑張らせてしまうほど、子どもたちの笑顔には何物にも代えがたい魅力があるものです。

川上 敬太郎(かわかみ・けいたろう)
川上 敬太郎(かわかみ・けいたろう)
ワークスタイル研究家
男女の双子を含む、2男2女4児の父で兼業主夫。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業の事業責任者を経て転職。業界専門誌「月刊人材ビジネス」営業推進部部長兼編集委員、広報・マーケティング・経営企画・人事部門等の役員・管理職、調査機関「しゅふJOB総合研究所」所長、厚生労働省委託事業検討会委員等を務める。
雇用労働分野に20年以上携わり、仕事と家庭の両立を希望する「働く主婦・主夫層」の声延べ4万人以上を調査・分析したレポートは200本を超える。
NHK「あさイチ」、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」などメディアへの出演、寄稿、コメント多数。
現在は、「人材サービスの公益的発展を考える会」主宰、「ヒトラボ」編集長、しゅふJOB総研 研究顧問、すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役、JCAST会社ウォッチ解説者の他、執筆、講演、広報ブランディングアドバイザリー等の活動に従事。日本労務学会員。
1973年生まれ。三重県出身。
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