人生の一大事に立ち会い、問題解決まで共に歩む...弁護士は魅力的な仕事
――弁護士を志す若い世代に伝えたいことはありますか。
古家野さん「弁護士は、さまざまな人の人生の一大事に立ち会い、問題解決までの道のりを共に歩む仕事です。そこから学ぶところは大きく、やりがいもあり、魅力的な仕事だと感じています。
世の中に課題や問題はあふれていて弁護士のニーズはいたるところにあります。また、組織に縛られることなく、自分の興味のある分野を追求できるところも魅力です。もともと弁護士の活動領域は広いですが、最近では、弁護士資格をもって高校教師として活躍している方や、芸人としてデビューされた方もいます。
バラエティに富んだ弁護士の仕事や活躍、暮らしぶりを知ってもらい、弁護士という仕事に興味をもっていただけたら嬉しいです」
――最後になりますが、仕事の息抜きやはまっていることはありますか。
古家野さん「子供たちと自然豊かなところに出かけるのが、一番のリフレッシュです。息子が昆虫にはまっていて、おかげで、森でクワガタを見つけたり、蛍の乱舞を見たり、カミキリムシの産卵シーンに出くわしたりしました。森や自然に触れると、大人の方が癒されますね」
――ありがとうございました。
(聞き手:戸川明美)
【プロフィール】
古家野 晶子(こやの・あきこ)
京都弁護士会所属 弁護士
弁護士法人古家野法律事務所 社員パートナー
大学の理系学部卒業後、分析機器メーカーに就職。退職後、ロースクールを経て、2008年に弁護士登録。父親が開設した古家野法律事務所で働き始め、法律事務所における働き方の選択肢を増やす取組を推進。2018年に社員パートナー。2児の母。