テレワーク実施率、10月は22.7%に下がっていた!
なかには、看護・介護職や接客業など、エッセンシャルワーカーと呼ばれるテレワーク不可の仕事に就いている人もいます。通勤混雑時には、エッセンシャルワーカーが優先的に電車を利用できるようにして、それ以外の職種の人は在宅勤務などに切り替えられるようにしておけば、社会活動が止まるリスクを最大限抑止できるはずなのですが。
日本生産性本部の調査によると、2021年10月のテレワーク実施率は22.7%。最初の緊急事態宣言直後の前年5月は31.5%だったので、8.8ポイントも下がっています。駅のホームが人であふれかえるのも無理ありません。
「あれだけテレワークを声高に叫んでいても、結局何も変わってないのか」
ため息交じりの父を尻目に、長女はさっさと自室に入り勉強を始めました。学校側も、授業を受けられなかった生徒へのフォローアップを考えてくれているとのこと。学校で授業を受けるのと同じとまではいかないまでも、勉強を止めないための工夫をできる限りしてくれているようです。
さて、会社はどうでしょう。通勤しないと仕事が止まるという状況のまま、工夫できる余地があるのに、次の緊急事態宣言が発出されるまで放置、なんてことないですよね?(川上敬太郎)