トラック運転手はカラダが資本! 従業員の健康管理は怠れない (東日陸運株式会社 小林秀樹社長)

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「従業員がやりがいをもって仕事に集中できるようにしていきたい」

――コロナ禍は、従業員の心の状態に、どのような変化を及ぼしているのでしょうか。

小林社長「新型コロナウイルス感染症のクラスターを発生させるわけにはいかないと思い、従業員が食事の際に密にならないように気を付けています。その反面、従業員とのコミュニケーションが薄くなり、心の状態が把握しにくくなってきていると感じます。コロナ禍による不安な状態が続いていますので、専門的な見識を持つプロのアドバイスの必要性を強く感じています。ちょうど従業員向けのストレスチェックを検討するタイミングであったため、産業医プログラムに加入することにしました。ストレスチェック後の医師の面接指導も利用できるということで、すべてお任せできるので安心だと思いました」

――なるほど。それで産業医プログラムの導入を決めたのですね。どのように活用していきますか。

小林社長「当社では、お客さまに荷物を安全確実にお届けするため、従業員の身体と心の2つの健康が大切です。健康経営アンケートや、ストレスチェックを継続的に行いながら、従業員がやりがいをもって仕事に集中できるようにしていきたいですし、精神面で悩んでいたとしても早期に相談できる体制を作ることで、安全第一で業務を行えるようにしていきたいです」

◆ 産業医プログラム担当保健師のコメント
身体が資本となる従業員様のために、有所見者に対する二次健康診断(再検査)の受診勧奨を積極的に行っている姿勢がとても素晴らしいと思います。
昨今、誰もがなにかしらのストレスを抱えながら生活しており、さらに新型コロナウイルス感染症の影響で、これまで潜在的だったマイナス感情が顕在化し、老若男女問わず心身に影響がでている方が増えています。従業員のみなさまには、すべてのストレスをゼロにできなくとも、健康が害されないよう、自分に合った「ストレスの逃がし方」「日常生活に支障がでないストレスとの付き合い方」を身につけていただくことが重要です。
(アクサ・アシスタンス・ジャパン 産業医プログラム担当保健師)


プロフィール

東日陸運株式会社
1977(昭和52)年創業 陸運・運送業
小林秀樹社長
従業員100人(正社員35人)
創業以来、自動車関連の物流を主にお客様のご要望に応えるサービスの提供と共に安全や環境をはじめとして地域や社会と適合、融合を目指してきた。これからも、お客様の「物流効率化」「物流コストの削減」のお手伝いをする、良きパートナーでありたい。
「わたしたちは、社会から求められ信頼されることを誇りに行動します」
上尾商工会議所会員
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