「あの人と比べて自分は...」そんなクセとさよなら! どうしたらやめられる?(くぼた茜)

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何を考えているかに気づく

   日々を過ごしていると、うれしいな、楽しいな、つらいな、悲しいな、さみしいな、焦るな、などのいろいろな気持ちになることがあるでしょう。

   それと同時に、どんな出来事から何を考えてそんな気持ちになっているのかに注目してみましょう。

   焦りや不安などのネガティブなことだけでなく、うれしい、気持ちいい、などのポジティブな気持ちにも目を向けていくと、自分の思考のクセに気づきやすいですよ。

   たとえば、テストで80点をとった時。

・Aさんより良い点数だったから安心した
・自分の目標としていた点数よりいい点数だったからうれしい
・Bさんより悪い点数だったから悲しい
・自分の予想していた点数より低かったから悔しい

など、ひとつの出来事からポジティブな感情やネガティブな感情が生まれます。そんな時に、なぜその感情になったのかを考えると、自分がどんな思考を持っているのか見つけることができます。

   また、ふだんから優越感を抱きやすい人は、劣等感も抱きやすいといわれています。

   人と比較して自分が良い・悪いというように判断するクセがついているのですね。

   もちろん、それらが悪いというわけではありませんが、状況によってはそれが自分を苦しめてしまうこともあるので、まず自分にはそういった思考のクセがあることを知っておくことが大切です。

くぼた 茜
くぼた 茜(くぼた・あかね)
1987年生まれ。Bloomer's Salon代表。ON+OFF認定メンタルトレーナー
10代から地方でモデルとして活動。その後、ユニット活動で海外・日本全国のイベントに出演したほか、テレビCMや雑誌・新聞などで活躍した。しかし上京後、芸能界で活動する中でさまざまな緊張やプレッシャー、人間関係などのストレス負荷を受け、耐えきれずに挫折。メンタルヘルスの大切さを実感した。その経験を生かして、現在はメンタルトレーナーとして活動している。
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