「あの人と比べて自分は...」そんなクセとさよなら! どうしたらやめられる?(くぼた茜)

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「周りは動いているのに、まだまだ自分は動き出せない......」
「あの人はどんどん進んでいくのに、自分は取り残されているような気持ちになる......」
「みんなはできているのに、自分はできていない......」

   人が活動できる範囲に差がある今、つい人と比べて自分は...... と焦ったり落ち込んだりすることってありますよね。頭では仕方がないとわかっているけれど、なんだかモヤモヤした気分が晴れないこともあるようです。

   そして、それは今だけのことではなく、仕事をする中だけでもなく、生きていくうえでよくあることです。

  • どうして? 他人と比べてしまう……
    どうして? 他人と比べてしまう……
  • どうして? 他人と比べてしまう……

まずは「気づくこと」が比較から抜け出す第一歩

   昇進、収入、パートナーや子どもの有無、住居、はたまた「楽しそう」にしているか......など、SNSを開いてはつい他人と比べて自分はダメなんじゃないかなと思ったり。

   その思いがもっと頑張ろう! とやる気につながり、前向きな原動力になればよいのですが、反対にそれがストレスになって自分の行動を止めてしまったり、自分自身が本来望んでいない誤った方向に走ってしまったりすることが多くあります。

   人との比較は、心を弱らせる要因のひとつです。そんな時、私たちはどうすればよいのでしょうか?

   心を強くしなやかに整えていくための初めの一歩は、どんなときもまず「気づく」ということです。

   スポーツアスリートもビジネスアスリートも、メンタルが強いと言われる人は自分自身を知り尽くしています。

   今の自分がどんな状態か、どうしてその状態になっているのか、ということに気づくことができれば、どうすれば対処できるのかということがわかるのです。

   ですから、まず自分が人と比較していることに気づくことが先決です。

   とはいっても、それが簡単にできれば苦労はしません。

   多くの方は、これまで比較や評価をされながら成長してきました。無意識のうちに誰かと比べて自分を評価することが刷り込まれているので、意識しないと気づけないものです。

   まずは、ふだんから自分が今どんな状態なのか、どんな気分なのか、何を考えているのかに注目してみましょう。

くぼた 茜
くぼた 茜(くぼた・あかね)
1987年生まれ。Bloomer's Salon代表。ON+OFF認定メンタルトレーナー
10代から地方でモデルとして活動。その後、ユニット活動で海外・日本全国のイベントに出演したほか、テレビCMや雑誌・新聞などで活躍した。しかし上京後、芸能界で活動する中でさまざまな緊張やプレッシャー、人間関係などのストレス負荷を受け、耐えきれずに挫折。メンタルヘルスの大切さを実感した。その経験を生かして、現在はメンタルトレーナーとして活動している。
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