怒りやイライラを「Iメッセージ」で伝えてみる
「Iメッセージ」は、円滑なコミュニケーションを行う時に基本的な役割を果たします。
しかし、怒りを伝える時にはポイントがあり、そのまま「私はそう言われて腹が立ったの!」と伝えても、「伝える」効果は半減します。
怒りは二次感情。「怒りの下」には必ず、次のような感情が先にきます。
・悲しい
・さみしい
・傷ついた
・ガッカリした
・不安になった
・焦った
・心配した
まず、「怒りの下」にある感情を見つけて、その気持ち伝えることで、よりうまく相手にも伝わります。
みなさんも「私はそう言われて腹が立ったの」と言われるよりも、「私はそう言われたことで、大切にされていないように思えて悲しかったの」と言われたほうが、素直に話を聞けるのではないでしょうか。
また、「怒りの下」にある感情を見つけることで、自分自身の気持ちも落ち着きます。この「怒りの下」にある感情を、見てみぬふりをしていると、いつの間にか「心のコップ」がいっぱいになってしまうので、注意してくださいね。
自分の心の根本を知ることは、メンタルコントロールにおいて、とても大切なことです!
心をしなやかに鍛えて、心地よく新しい生活に馴染んでいきましょう!(くぼた茜)