不安や恐怖に飲み込まれないために! まずは自分を大切にしよう(くぼた茜)

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スマホ画面を見る姿勢は「落ち込んでいる」姿勢と同じ

◆自分自身をいたわる言葉をかけてあげる

   毎日、私たちは我慢や辛抱を余儀なくされる状況の中で、頑張っていることがたくさんあります。

   そんな自分をいたわる言葉を、まずは自分で自分自身にかけてあげましょう。

「きょうもよく頑張ったね」
「大丈夫だよ。」

など、自分が一番ホッとしたり安心したりする言葉を見つけてみてください。

   誰かにこう言ってほしい! と思う言葉があれば、ぜひそれを自分で自分に伝えてください。心の中で思うのもいいのですが、できれば口に出して伝えてあげると効果をより実感できますよ。

   お風呂の中や眠る前、セルフハグしながらやさしく伝えてあげると、さらにいいです。自分を大切にすればするほど、メンタルコンディションは高まり不安に飲み込まれてしまうことを避けることができます。

◆情報を遮断する

   必要以上にニュースやSNSなどを見続けてしまうと、不安がどんどん増大していってしまいます。

   もちろん、情報を正確にキャッチすることは大切です。しかし、不確定な情報に惑わされたり、テレビで白熱する議論などばかりを見続けていると、情報よりも出演者の感情をキャッチしてしまったりするので、ストレスの原因となります。

   また、スマホを見ている時の姿勢は、下を向いて猫背になるなど、落ち込んでいる時と同じ姿勢になることが多く、メンタルコンディションを落としやすくなります。

   情報収集は一日に〇分間や〇時間くらいと決めて、余った時間はリラックスしたり趣味に集中したり、好きなことをして自分を大切にしながら過ごすことがオススメです。

   心の強さやしなやかさは、今のような時にとても役立ちます。まず、自分で自分の感じている気持ちを知って理解し、クリアにしてあげることで思考もクリアになりますよ。

   自分で自分を大切にしながら、コロナ禍が終息するまでの期間、メンタルコンディションを良好に保って過ごしましょう! (くぼた茜)

くぼた 茜
くぼた 茜(くぼた・あかね)
1987年生まれ。Bloomer's Salon代表。ON+OFF認定メンタルトレーナー
10代から地方でモデルとして活動。その後、ユニット活動で海外・日本全国のイベントに出演したほか、テレビCMや雑誌・新聞などで活躍した。しかし上京後、芸能界で活動する中でさまざまな緊張やプレッシャー、人間関係などのストレス負荷を受け、耐えきれずに挫折。メンタルヘルスの大切さを実感した。その経験を生かして、現在はメンタルトレーナーとして活動している。
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