仕事もそろそろ「コロナ疲れ」かも...... 在宅勤務でのメンタルコンディションを保つ方法(くぼた茜)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   この1か月間に、テレワークを取り入れる企業が非常に増えましたね。

   そのためのシステムがどんどんと導入され、新型コロナウィルスの影響でまるで時代が早送りされるかのように進んでいっています。

   そして、いざ在宅勤務が始まると......。

朝満員電車に乗らなくていい!
余計な会議がなくなって時間が有効に使える!
ある程度、自分で時間をコントロールできる!

などの、うれしい声が多くあり、今後の働き方は大きく変わっていきそうです。

  • 在宅勤務の人も、そろそろ「コロナ疲れ」かも……
    在宅勤務の人も、そろそろ「コロナ疲れ」かも……
  • 在宅勤務の人も、そろそろ「コロナ疲れ」かも……

仕事の合間に散歩 しっかり日光を浴びよう!

   とはいえ、在宅勤務に慣れてきたことで、反対に家から出る機会や人と関わる機会が少なくなり、そろそろ、これまでとは違ったストレスを感じてらっしゃる方が増えてきているころかと思います。

   外出は自粛しても、心のコンディションまで自粛してしまう必要はありません。心のコンディションは、いつでも自分で整えていきましょう。

   在宅勤務になると、駅まで歩く必要も、駅から会社までを歩く必要もなくなります。カラダのコンディションが落ちると、心のコンディションも連動して落ちてしまいがちです。

   仕事を始める前や合間の日中に散歩、ウォーキングを行うことでカラダを軽く動かし、しっかり日光を浴びる時間をつくることが大切です。

   日光を浴びることでセロトニンが生成され、そうすると精神が安定し一日の生活リズムもよくなりメンタルコンディションが自然と整います。

   カラダを少しでも動かすことで、心の鉛(なまり)もカラダの鉛(なまり)と一緒にほぐれますよ。

   脳の動きも活性化します!

つい「ダラダラ」を解消...... 朝は着替える!

   自宅に同居する家族やパートナーがいると少し違いはありますが、在宅勤務になり、ふだんの何気ないコミュニケーションがなくなることで、孤立感・孤独感が大きなストレスになってしまいます。

   孤立感・孤独感は人の本能的な欲求にダイレクトに影響していますので、これはなんともつらい問題です。

   同じ空間にいれば、相手に今、話しても大丈夫な状態だな、というのもなんとなくわかりますが、オンラインとなると相手がどんな状況かわからず、コミュニケーションのハードルが上がってしまいます。そこでメッセンジャーなどでも、何気ないやりとりができる環境を整えていきましょう。

   支障のない範囲で、お互いにお互いを思いやることが大切です。

   また、音楽をかけることでも孤独感は薄くなります。歌いながら仕事をしても、迷惑はかかりません! そこは在宅の強みです。

   つい、ダラダラと仕事をしてしまうというお悩みも多く聞こえます。

   そうなると、かえって仕事の時間が長くなり、余計なストレスを感じてしまいます。

   カフェや外に出て仕事ができる場合は、ある程度メリハリはつけやすいのですが、在宅勤務となると誘惑が多いうえに人目がなく緊張感がなくなってしまい、ダラダラを続けてしまうパターンが多くあります。

   自分でしっかりと何時から何時の間に、この仕事をやり終える! と決めて仕事を進めることで、緊張感を保ち、メリハリのある仕事ができますよ。

   また、自宅であっても、きちんと着替えや身支度を済ませることで「仕事モード」に自分を変化させやすくなります!

   一日中、家にいると、「気づけば、きょうは一度も笑っていない......!」ということもあります。笑うことは、ストレスの発散に非常に役立ちます。

   空いた時間は身近な人とゆっくりコミュニケーションをとる、好きな映画や漫画を読む、お笑い番組や動画などを観て笑う、など意識的にそれらを行うことが大切です。

   自分が今何を感じているかな、どんな気持ちでいるかな、ということに視点を当ててあげましょう。

   自分の今の状態に気づいて、自分でコンディションを保つことこそが、「心の筋トレ」になります。(くぼた茜)

くぼた 茜
くぼた 茜(くぼた・あかね)
1987年生まれ。Bloomer's Salon代表。ON+OFF認定メンタルトレーナー
10代から地方でモデルとして活動。その後、ユニット活動で海外・日本全国のイベントに出演したほか、テレビCMや雑誌・新聞などで活躍した。しかし上京後、芸能界で活動する中でさまざまな緊張やプレッシャー、人間関係などのストレス負荷を受け、耐えきれずに挫折。メンタルヘルスの大切さを実感した。その経験を生かして、現在はメンタルトレーナーとして活動している。
姉妹サイト