仕事もそろそろ「コロナ疲れ」かも...... 在宅勤務でのメンタルコンディションを保つ方法(くぼた茜)

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つい「ダラダラ」を解消...... 朝は着替える!

   自宅に同居する家族やパートナーがいると少し違いはありますが、在宅勤務になり、ふだんの何気ないコミュニケーションがなくなることで、孤立感・孤独感が大きなストレスになってしまいます。

   孤立感・孤独感は人の本能的な欲求にダイレクトに影響していますので、これはなんともつらい問題です。

   同じ空間にいれば、相手に今、話しても大丈夫な状態だな、というのもなんとなくわかりますが、オンラインとなると相手がどんな状況かわからず、コミュニケーションのハードルが上がってしまいます。そこでメッセンジャーなどでも、何気ないやりとりができる環境を整えていきましょう。

   支障のない範囲で、お互いにお互いを思いやることが大切です。

   また、音楽をかけることでも孤独感は薄くなります。歌いながら仕事をしても、迷惑はかかりません! そこは在宅の強みです。

   つい、ダラダラと仕事をしてしまうというお悩みも多く聞こえます。

   そうなると、かえって仕事の時間が長くなり、余計なストレスを感じてしまいます。

   カフェや外に出て仕事ができる場合は、ある程度メリハリはつけやすいのですが、在宅勤務となると誘惑が多いうえに人目がなく緊張感がなくなってしまい、ダラダラを続けてしまうパターンが多くあります。

   自分でしっかりと何時から何時の間に、この仕事をやり終える! と決めて仕事を進めることで、緊張感を保ち、メリハリのある仕事ができますよ。

   また、自宅であっても、きちんと着替えや身支度を済ませることで「仕事モード」に自分を変化させやすくなります!

   一日中、家にいると、「気づけば、きょうは一度も笑っていない......!」ということもあります。笑うことは、ストレスの発散に非常に役立ちます。

   空いた時間は身近な人とゆっくりコミュニケーションをとる、好きな映画や漫画を読む、お笑い番組や動画などを観て笑う、など意識的にそれらを行うことが大切です。

   自分が今何を感じているかな、どんな気持ちでいるかな、ということに視点を当ててあげましょう。

   自分の今の状態に気づいて、自分でコンディションを保つことこそが、「心の筋トレ」になります。(くぼた茜)

くぼた 茜
くぼた 茜(くぼた・あかね)
1987年生まれ。Bloomer's Salon代表。ON+OFF認定メンタルトレーナー
10代から地方でモデルとして活動。その後、ユニット活動で海外・日本全国のイベントに出演したほか、テレビCMや雑誌・新聞などで活躍した。しかし上京後、芸能界で活動する中でさまざまな緊張やプレッシャー、人間関係などのストレス負荷を受け、耐えきれずに挫折。メンタルヘルスの大切さを実感した。その経験を生かして、現在はメンタルトレーナーとして活動している。
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