「赤羽と赤羽橋を間違えた」――就活生の冷や汗トラブルにリクルートが助言

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事後対応のうまさでミスを取り返せることも

   このほか、「滞在中のホテルで激しい下痢と高熱で起き上がれなくなり、面接に行けなかった。上京費用がパーになってしまった」「風邪をこじらせて声が出ない状態で面接に臨んで失敗した」と嘆く人も。健康管理には十分気をつけたい。

   想定外のことが起きたとき、就活生は諦めるしか方法がないのだろうか。就職サイト「リクナビ」の岡崎仁美編集長によると、ミスや問題を起こしてしまったときこそ、相手の立場にたった適切な事後対応が問われるという。

「面接に遅刻や欠席をしてしまったときや、ダブルブッキングをしてしまったときは、企業の担当者に速やかに謝罪の連絡を入れましょう。顧客のニーズが多様化し、競争が激化している今、企業はより一層『相手の立場に立ってモノを考えられる人』を求めています」

   連絡手段は、メールよりも電話が好まれるケースが多いが、時間帯や曜日によっては、スピードを優先してメールで連絡しておき、追って電話するなど「TPOに合わせた臨機応変な対応」を心がけるべきという。

「トラブル対応は就職活動だけでなく、むしろ社会人になってから必要とされるスキル。今からトレーニングしておいて損はありませんし、それによって先方の印象が大きく変わる可能性もあります」

   採用担当者も人間だ。「この人は誠実そうだ」と思わせるトラブル対応に成功したら、失点を思わぬ形で挽回できるかもしれない。

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