佐々木朗希は「ちょっと残念」元ロッテ監督苦言 どこを見てやっているのか「ひとりだけ蚊帳の外は困る」

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「まずは日本の野球でしょう」

   そして佐々木の調整法を疑問視し、こう続けた。

「急に登板回避になったりとか、あれだけいいピッチングをしていたのに『どうして抹消になったの?』とかありますし。一体どこを見てやっているのか。将来的にはもちろん、メジャーでいいんでしょうけども、まずは日本の野球でしょう。チームのためでしょう。チームを優勝させるためにピッチャーの柱として、投げる試合は負けないくらいの気持ちでやってほしい。やっているかもしれませんけど、調整方法ひとつにしても『あれっ?』というような、クエスチョンがつくのがけっこう多い」

   佐々木は昨オフ、ロッテとの契約合意を受けて開いた記者会見で、将来的に大リーグでプレーしたいとの意向を明かした。スポーツ紙などの報道によると、球団にも希望を伝えているという。

   このような状況を踏まえ、伊東氏は佐々木のチーム内での立場を心配しつつ、私見を述べた。

「チーム内でどういう立ち位置にいるか分かりませんけども、ひとりだけ蚊帳の外は困る。シーズンを戦っていく中で、みんなと一緒に戦っていくのが野球の形だと思いますから。そういうふうに思われないように、この先態度も含めてやってほしいなと思います。出れば完全試合をする男ですから、もうちょっと頑張ってほしいですね」

   今シーズンでプロ5年目となる佐々木のこれまでの最多登板は22年の20試合(9勝4敗、防御率2.02)。23年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場し、世界一に貢献した。シーズンでは15試合に登板し7勝4敗、防御率1.78だった。

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