元女子バレー韓国代表のハン・ユミさん(42)が2024年6月24日にインスタグラムを更新し、バレーボールネーションズリーグ(VNL)女子で準優勝した日本代表を祝福した。
ネーションズリーグ女子決勝は23日にタイ・バンコクで行われ、初優勝を目指した日本がイタリアに1-3で敗れた。
「韓国バレーボールは国際大会で頭角を現すのが難しい」
日本は第1セットを17-25で奪われると、続く第2セットも17-25で落とした。後がなくなった日本は第3セットに奮起し25-21で取り返すも、第4セットを20-25で落とし優勝を逃した。
主要国際大会での優勝はならなかったが、日本は今大会の予選ラウンドで今夏のバリ五輪出場権を獲得し、6大会連続のオリンピック出場を決めた。
ハンさんはインスタグラムに韓国語で「すべてのチーム、すべての選手お疲れ様でした」と、出場した各国の選手を労い、こう続けた。
「何よりもvnl2度目の優勝を果たしたイタリア、2年連続3位のポーランドもおめでとうございます。vnlで初めてメダルを獲得した日本チームを見て、祝福と同時にうらやましいと思いました」
そして、日韓が置かれる現状に言及。国際大会で低迷する韓国は、今大会2勝10敗で出場16カ国中15位に終わった。
「今現在、日本バレーボールは男女ともにオリンピック進出とVNLで良い成績を収めている一方で、韓国バレーボールは国際大会で頭角を現すのが難しいです。誰もが危機だと心配し、その深刻さを知っていますが何も変わりません。急いでいることと、重要なことのどちらがより優先されるかは分かりませんが、今は私たちが個人の、球団の利己的な考えより、バレーボール全体の発展を考え、お互いに共存する方向で行かなければならないと思います」