ヤクルトがドミンゴ・サンタナ、ホセ・オスナと来シーズンから3年契約で合意したことを2024年6月21日に発表し、大きな反響を呼んでいる。
他球団の評価が高かった2人 契約が切れる今オフの去就注目
両外国人は共に21年に来日。同年からのリーグ連覇に貢献するなど、チームの中心選手として活躍してきた。
今季はここまで、サンタナが打率.313、11本塁打、38打点。リーグトップの打率を記録している。オスナは打率.258、9本塁打、38打点と不調だった時期を脱出し、このところバットが振れてきている。
セ・リーグの助っ人外国人で規定打席に到達している選手は、この2人のみ。他球団は外国人選手の打撃不振が誤算となり、打線構築の再考を迫られている。
それだけに、サンタナ、オスナは他球団からも評価が高く、契約が切れる今オフは去就が注目されていた。
他球団の編成関係者は
「2人は欲しかった選手です。サンタナは広角に長打が打てて、コンタクト能力が高い。オスナも勝負強い打撃で一塁の守備力が高い。数字面での貢献度だけでなく、チームの中心選手として周囲に与える影響力も大きいです。常に一生懸命で手を抜かない。相手の投手のデータ分析にも熱心だから、高水準の成績をマークできるのでしょう」
と分析する。