古谷徹さん、不倫スキャンダルで代表作の作品を降板 「声ありきで作られたキャラのようなものなのに」ファン涙

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   ファン女性との不倫トラブルが報じられ、波紋を広げていた人気声優・古谷徹さんが2024年6月22日、自身の代表作である『名探偵コナン』の安室透役や『ONE PIECE』のサボ役を降板することが発表された。

   SNSでは、困惑し悲しむファンの声が相次いでいる。

  • 2020年の「ガンダムカフェ トーキョー ブランドコア」オープンイベントでの 古谷徹さん(写真:つのだよしお/アフロ)
    2020年の「ガンダムカフェ トーキョー ブランドコア」オープンイベントでの 古谷徹さん(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 古谷徹さん。所属事務所プロフィールより
    古谷徹さん。所属事務所プロフィールより
  • 青二プロダクションウェブサイトに掲載されたコメント。降板について陳謝している
    青二プロダクションウェブサイトに掲載されたコメント。降板について陳謝している
  • 公式Xのアカウントは削除された
    公式Xのアカウントは削除された
  • 2020年の「ガンダムカフェ トーキョー ブランドコア」オープンイベントでの 古谷徹さん(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 古谷徹さん。所属事務所プロフィールより
  • 青二プロダクションウェブサイトに掲載されたコメント。降板について陳謝している
  • 公式Xのアカウントは削除された

「直接的に著しく作品及びキャラクターのイメージを傷つけてしまった」

   古谷さんをめぐっては、文春オンラインが5月22日、「【名探偵コナンの人気キャラクター安室透の声で......】レジェンド声優・古谷徹(70)との4年半の不倫、妊娠中絶、暴行騒動を37歳下ファン女性と古谷自身が告白」などとしてファン女性との不倫を報じていた。

   同日、古谷さんもXを通じて「私は、あるファンの女性と昨年9月まで4年半という長い期間不倫の関係にありました」と不倫を認め、交際中の暴力についても「一度口論になり思わず手をあげてしまったこともありました。大人として人間として最低の行為でした」などと反省をつづっていた。

   報道によると、不倫相手の女性は『名探偵コナン』の映画をきっかけに古谷さんのファンとなり、複数回にわたってファンレターを送るなどしたことがきっかけで交際に発展。「安室の声で愛を囁かれ」ることもあったという。

   こうした問題を受け、所属事務所の青二プロダクションが22日、公式ページで「降板のご報告とお詫び」を発表した。

「この度弊社は所属俳優、古谷徹に関する一連の不祥事に対し古谷本人と協議を重ねてまいりました。その結論として直接的に著しく作品及びキャラクターのイメージを傷つけてしまった『名探偵コナン』―安室透役 『ONE PIECE』―サボ役 の2作品につきましては、降板のお願いを申し入れるとともに、受けていただく運びとなりましたことをご報告いたします」

   降板に際し、「作品に関わる全ての皆様、作品を応援してくださる多くのファンの皆様に改めて深くお詫び申し上げます」とした。

「今の自分に唯一できる償いの形として、熟考の末、断腸の思いで......」

   古谷さん本人も、「この度は私古谷徹の身勝手な行動により、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしております」として降板について説明した。

「今回のことで作品及びキャラクターのイメージを大きく傷つけてしまった『名探偵コナン』と『ONE PIECE』の今後の出演に関しまして、作品に関わられた皆様、応援をしてくださっている多くのファンの皆様、作品、キャラクターに対して、今の自分に唯一できる償いの形として、熟考の末、断腸の思いで、安室透役とサボ役を降板することにいたしました」

   古谷さんは改めて謝罪し、同日までに自身のXアカウントも削除した。

   名探偵コナン公式も、「出演者:古谷徹さんについてのお知らせ」との文書を公開し古谷さんの降板を伝えた。

   「今回発覚した事案については、我々としても大変重く受け止め、遺憾に思っており、 TVアニメ制作に関わる関係各社、劇場版名探偵コナン製作委員会各社、そして原作側との協議の結果、古谷徹さんの降板という決定に至りました」としている。

   『名探偵コナン』の安室透は、原作者の青山剛昌さんが古谷さんの代表作『機動戦士ガンダム』シリーズのファンだったことから、古谷さん演じるアムロ・レイをモチーフに制作されたキャラクターだ。

 

   こうした理由から、降板の発表にSNSでは困惑の声が相次いだ。Xでは、「古谷徹」「安室透」などに並び、「責任の取り方」などといったワードもトレンド入りしていた。

「声優・古谷徹さん、安室とサボ役を降板。安室さんなんて青山先生から古谷さんの声ありきのキャラって言われてたのに、、、」
「原作者とかの制作側が古谷徹さんを拒否して降板になったんじゃなくて、古谷徹さん自身が『自分にできる償い』として安室さんとサボの降板をお願いしたの、本当に意味が分からない......それ償いじゃないから......償いなら責任持って最後まで演じて欲しかった.........」
「コナンの安室さんって古谷さんの声ありきで作られたキャラのようなものなのに今後どうなるんだろ...」
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