「階級を上げるという絶え間ない圧力は止めるべき」
井上はネリ戦の初回にプロ初となるダウンを喫したが、2回にダウンを奪い返し、5回と6回にもダウンを奪い6回TKOで勝利した。
マリッジ氏は「いずれは126ポンド(フェザー級)で井上を見ることになるだろう。ただ、118ポンド(バンタム級)から122ポンド(スーパーバンタム級)に上がったときほど早く階級を挙げることはないと思う。少しゆっくりしたペースで、少しずつ階級を上げていくことになるだろう」と語った。
また、階級を上げ続けるうえでの「弊害」に言及した。
記事によると、マリッジ氏は「階級を上げるという絶え間ない圧力は止めるべきだと思います」とした。
そして、「これがボクシング界でパフォーマンスを向上させる薬物が蔓延している最大の理由の1つだからです。(井上が)122 ポンド(スーパーバンタム級)まで到達すると、すぐに次の階級で何をするかという話になる」との見解を示した。