「フェザー級転向は慎重にすべき」井上尚弥に元世界2階級制覇王者が助言 階級を上げ続ける「弊害」指摘

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   プロボクシングの元世界2階級制覇のポール・マリナッジ氏(43)が、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)のフェザー級転向についてアドバイスを送った。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」が2024年6月19日に報じた。

  • ネリを倒した井上(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    ネリを倒した井上(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • 次期対戦候補のドヘニー(ドヘニーのインスタグラムより)
    次期対戦候補のドヘニー(ドヘニーのインスタグラムより)
  • 対戦候補のグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
    対戦候補のグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • WBA1位アフマダリエフ(アフマダリエフのインスタグラムより)
    WBA1位アフマダリエフ(アフマダリエフのインスタグラムより)
  • ネリとにらみ合う井上(井上のインスタグラムより)
    ネリとにらみ合う井上(井上のインスタグラムより)
  • ネリを倒した井上(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • 次期対戦候補のドヘニー(ドヘニーのインスタグラムより)
  • 対戦候補のグッドマン(グッドマンのインスタグラムより)
  • WBA1位アフマダリエフ(アフマダリエフのインスタグラムより)
  • ネリとにらみ合う井上(井上のインスタグラムより)

フェザー級で王座を獲得すれば5階級制覇王者に

   井上のフェザー級転向に関して、共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラムCEO(92)が「ボクシングシーン」の取材に対して、来年にもフェザー級に上げることを明言した。

   井上はこれまでライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級(フライ級を含まず)を制しており、フェザー級で王座を獲得すれば5階級制覇王者となる。

   「モンスター」の動向に注目が集まる中、マリッジ氏は自身の経験を踏まえ、井上に対して「フェザー級に転向する計画があるなら慎重に進めるべきだ」とアドバイスを送った。

   米国出身のマリッジ氏はアマチュア経験が豊富で、プロではIBF世界スーパーライト級、WBA世界ウェルター級の2階級を制した元王者だ。

   「ボクシングシーン」によると、マリナッジ氏は5月6日に行われたルイス・ネリ(メキシコ、29)との1戦を振り返りながら持論を展開した。

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