プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(65)が2024年6月19日にユーチューブを更新し、今シーズンのトレードを独自予想した。
動画では例年、セ・パ交流戦後にトレードが活発化していることを紹介し、各球団の今後のトレードの可能性を検証した。
「根尾はこのままじゃいけない」
高木氏は「サプライズがほしいのだったら」と前置きし、中日・根尾昂投手(24)と日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)の交換トレードについて言及した。
「俺が考えるのは根尾と清宮。なぜか。根尾はこのままじゃいけない。確かにあっちの方の出身で地元人気もある。その選手を中日が出したといったら大変なことになるかもしれないけれども、その選手の選手生命を考えるとこのままではいけないと思う。環境を変えてあげる。指導者も代えてあげる」
そして、清宮に関して次のように言及した。
「清宮も環境を変えてあげる。このままでもいいけどね。新庄監督がうまい具合にしているけども、いっぺんに変えるのなら、逆に言えば中日に、セ・リーグに行かせるとか。そういうことで変わる可能性もある」
番組アシスタントからトレードの実現性を問われると、日本ハム・新庄剛志監督(52)の性格を踏まえた上で、こう分析した。
「新庄監督はそれくらいのことを考えていると思う。日本ハムは(トレードを)やる必要性がない。ただ新しい刺激だとか、新しい注目度を考えるのならば、そこのトレードはあるなというふうに考える人だよ。もう一度こっちのチームに注目させるとか。それで抜けなくするとか。そういうことも考えているだろうし。それは(トレードは)ない話ではないと思っている。(根尾を)ピッチャーにするのか、もう一度野手をやってみろみたいな。二刀流にするのか。それは分からない」