深夜、顧客企業からクレーム電話! 「大失敗の原因は自分なのに...」無言の先輩、叱られなかったのはなぜか

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   上司の言葉がけひとつで、モチベーションが高まった経験はありませんか?

   実際のエピソードや感動的なエピソードを取り上げ、人材育成支援企業FeelWorks代表の前川孝雄さんが「上司力」を発揮するヒントを解説していきます。

   今回は、若手社員が失敗から学び、リーダーへと成長することを支えてくれた先輩たちとのエピソードです。

  • 「上司力」を発揮するには
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深夜のミス発覚!...若手時代の苦い失敗体験

   ITシステム導入・保守サービス事業をグローバル展開する企業に勤務する、30代半ばのMさん。約20人のチームを束ねるITコンサルタント・リーダーとして、チームメンバーからも、顧客企業からも大きな信頼を得て活躍中です。

   ところが、そんなMさんも若手の頃は大きな失敗を何度か経験し、先輩に窮地を助けられたことが印象に残っているといいます。また、数年前にチームリーダーに抜擢された時も、しばらくは大ベテランの年上部下に助けられながら、何とか大過に至らず仕事を回せてきたのだとも...。

   今回は、Mさんがリーダーへと成長する過程を心強く支えてくれた、2人の「先輩力」に着目します。

   Mさんにとって、一番印象に残っている失敗談とは――。

   Mさんが新卒のSEとして入社して2年目の、システム開発の仕事にも一通り慣れてきた頃。お得意先だった大手顧客企業から、複数の国の支店に新しく導入する事業用ITシステム開発のプログラミングの一部を任されました。

   複数の言語を取り込んだ書類発行システムを開発して、無事納期までに納品。顧客先企業での本格稼働日を迎え、相談の連絡が入ることも想定し、念のため一部チームメンバーが社内で待機していました。すると、夜の9時過ぎに顧客から連絡が入り、何と納品システムにトラブルが発生したとのこと...。

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