大谷翔平はなぜ高打率でホームランも増えてきたか 落合博満が指摘「打てる高さ、コースの幅が広がった」

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   NHKの番組「クローズアップ現代」が2024年5月20日に放送され、「ドジャース大谷翔平・新たなる闘い 『止まらぬ進化』とは」と題してロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手を特集した。元中日監督の落合博満さんがスタジオ出演し、大谷選手に期待することなどを語った。

  • ドジャース公式インスタグラムより
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  • ドジャース公式インスタグラムより
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  • 大谷選手のインスタグラムより
    大谷選手のインスタグラムより
  • ドジャース公式インスタグラムより
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  • 大谷選手のインスタグラムより

「自分の目線とバットが合うようにバットを振れている」

   ここまでの大谷選手の活躍については「本人の中ではもっと数字を上げてもいいのだろうと思っています。本人の中では(今の成績は)不満なんじゃないんですか」と語る落合さん。

   番組では大谷選手が今シーズン、変化球の打率が18日時点で.341と2023年までの6年間の.240よりも1割以上高くなっていることを紹介。その理由について、落合さんはバットを持ちながらスタジオで解説した。

「自分が打てる高さ、コースの幅が広がったんだと思います。状態の良い時は、構えた時に腰の上に上体が乗っていて、自分の目線とバットが一致して振っていく。悪くなった時は、体が『くの字』になって先にバットが行ってしまって、自分の目線とバットが一致していないのが、空振りする原因。(大谷選手は)自分の目線とバットが合うようにバットを振れている。それが変化球を打てるコツだと思います」

   また、大谷選手がホームランとヒットを打ち分けているのか聞かれると、次のように語った。

「大谷くらいになると、打ち分けてはいないと思います。自分のポイントに来たボールをホームランを打つポイントに持ってきて、ポイントがずれたものが打ち損じでヒットになっているということなんだろうと思います」

   さらに「基本的にはホームランを全て打ちにいっているということですか」との問いには「(ホームランを全て打ちにいく)というのがバッターの習性だと思います。ホームランバッターであれば」とホームランバッターならではの考え方について語った。

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