「見慣れない層はありがたい」「京ことば聞きたかった」 令和版「大奥」の「現代語寄り」台詞にSNS賛否

時代劇らしくない?セリフに賛否

   その後、定信の忠告通り、女たちからつらい仕打ちを受け、早速孤立してしまった倫子。しかし、めげない倫子は白い長襦袢姿で大奥総取締役・松島の局(栗山千明さん)の前に現れると、「白く、決して汚れないという私の意思にございます」「私はなにをされようと、そなたたちのように汚い心には染まりません!」と宣戦布告。倫子の大奥人生が幕を開けるのだった。

   SNS上では視聴者が、波乱の幕開けに盛り上がるなか、同作の登場人物たちの言葉遣いをめぐって、

「言葉がだいぶ現代語寄りになっててわかりやすくなってた印象」
「大奥作品をきちんとみるのはこれが初めて。たぶん見やすいように現代の話し言葉にも寄せてくれてて見慣れない層としては導入としてありがたい」

と理解しやすくなったとの声があがる一方で、

「言葉に現代語が混じりすぎてて 時代風景と合わず、全ての登場人物の 違和感が半端ない」
「大奥じゃなくて現代もののいじめドラマ見てる気分」
「公家のお姫様なのに標準語?と少し違和感かなぁ... 風花さんの京ことば聞きたかった」

などと従来の大奥作品のような荘厳さを求める声もあがっている。

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