2023年11月13日に発表されたNHK紅白歌合戦の出場歌手では、乃木坂46をはじめとする「坂道」グループが2組出場する一方で、AKB48は4年連続で出場を逃した。
AKB48は07年に「アキバ枠」で初出場。08年の落選を挟んで09年から19年まで11年連続、通算12回出場した。紅白について言及するメンバーも減る中、「絶対に諦められない」と、引き続き紅白出場を誓うメンバーもいる。
2021年は20人以上が言及
AKB48の紅白出場が途切れたのは20年。19年から紅白出場が「当たり前じゃない」と繰り返してきたグループ総監督の向井地美音さん(25)は、「この2年間」で「バトンを私たちの代で何度も止めてしまいました。そして今日も」とX(旧ツイッター)に書き込んでいた。この年は、メンバーのうち少なくとも10人が紅白に言及していた。
21年は1年半ぶりの新曲「根も葉もRumor」への評価が高かったこともあり、紅白復帰への期待が高まったが、やはり落選。悔しさは一層大きかったとみられ、20人以上が紅白復帰を誓う書き込みをした。22年は一転、現時点で「紅白」の単語を含んだ書き込みを確認できるのは柏木由紀さん(32)のみ。この年は日本レコード大賞の優秀作品賞受賞も逃し、
「ファンの皆さんに『AKB48を応援しててよかった!』と今年の年末に思ってもらいたかったのですが、残念ながらその夢は叶えられませんでした。それでも私たちはAKBらしく!元気にがむしゃらに応援してくださる皆さんを笑顔にするのみ!!!まだまだ頑張りますよー!」
と書き込んでいた。
「また紅白に出るっていう壁は高いのは分かってるけど」
23年に紅白についてXで言及したのは、11月14日正午時点で3人。千葉恵里(えりい)さん(20)は、紅白出場は「絶対に諦められない」とつづった。千葉さんは22年発売のシングル曲「久しぶりのリップグロス」でセンターポジションを務めた経験がある。
「今年も今のAKBで紅白のステージに立つっていう夢は叶いませんでした また紅白に出るっていう壁は高いのは分かってるけど絶対に諦められないのでこれからもついてきてくれると嬉しいです!」
大盛真歩さん(23)は、
「今年もAKB48として 紅白歌合戦の舞台に立つことは叶いませんでしたが、また立たせて頂けるように頑張りたいです。応援して下さっているファンの皆様とまた年末の喜びを共有出来る日まで」
と意気込み、山根涼羽さん(23)も
「AKB48で紅白歌合戦の舞台に立つ夢、もう1回叶えたいな」
と書き込んだ。
かつて連続して紅白に出場した女性アイドルグループの例としては、モーニング娘。(1998~2007年)や、ももいろクローバーZ(12~14年)などがある。「ももクロ」は17年から独自のイベント「ももいろ歌合戦」を立ち上げ、NHK紅白歌合戦に出場経験がある歌手も多数出演している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
今年も今のAKBで
— 千葉恵里【AKB48】☁️???? (@erii_20031027) November 13, 2023
紅白のステージに立つっていう
夢は叶いませんでした
また紅白に出るっていう壁は
高いのは分かってるけど絶対に諦められないので
これからもついてきてくれると嬉しいです!