ジャニーズ性加害めぐる元社長投稿で話題 ネスレにスマイリーキクチが感謝...「殺人犯デマ」拡散後も契約延長

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   食品メーカー・ネスレ日本のCM対応が話題になっている。お笑いタレントのスマイリーキクチさんは2023年9月19日、悪質なデマに悩まされた時期もCMに起用してくれたとして、X(旧ツイッター)で感謝を述べた。

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「殺人犯を出すな」デマ情報に基づくクレームが殺到

   ネスレ日本をめぐっては、元代表取締役社長兼CEOの高岡浩三さんが11日、Facebookに投稿した内容が注目を集めていた。高岡さんはジャニーズ事務所の性加害問題について言及し、「今更、ジャニーズ事務所のタレントと契約しないという大手クライアントこそ、この手の問題を知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきことだ」などと述べ、話題になった。週刊現代による高岡さんへのインタビュー記事も18日に公開されている。

   キクチさんはこの記事を紹介するポストを引用し、ネスレへの思いをXに投稿した。

「ずーっと昔にネスカフェの缶コーヒーのCMに出演させて頂いた。その時2ちゃんねるの掲示板に殺人犯だとデマを書き込まれて、ネスレさんにも『殺人犯を出すな』といった苦情が殺到。クライアントから事務所に問い合わせがあって事情を説明した。1番酷かった時期、にも関わらず契約期間を延長してくれた」

   キクチさんは1999年、ネット上で身に覚えのない事件の犯人だと決めつけられ、殺害予告や誹謗中傷を受け続けた。その後2009年、脅迫などの容疑で複数人が立件されたという。

   キクチさんの投稿を受けて、Xでは「ネスレの株爆上がり、ちょっと買う時意識する!!!」「ネスレの日本社長は『違いがわかる』人だったんですね!」などと好意的な声が寄せられた。

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