アニメ関連の専門店「アニメイト秋葉原」の一部フロアに、「成年コミックスのお取り扱いは終了させていただきました」との張り紙が掲示され、ツイッターで驚きが広がっている。
運営会社は取材に、当該フロアは用途変更に伴い閉鎖したものとして、成年コミックスの取り扱い自体を停止するわけではないと答えた。告知の表記が「誤解を与える内容」だったとして詫びている。
「取り扱い自体を停止するということではなく」
ツイッターで2023年6月5日、店舗の地下1階へ続く階段が封鎖され、「誠に勝手ながら成年コミックスのお取り扱いは終了させていただきました」との張り紙がされている様子が投稿された。
張り紙には「ご不便をお掛けし申し訳ございませんが、ご了承下さいますようお願い申し上げます」とも記されている。
投稿は注目され、「一体何があったんだ?」「どういう理由で成年コミックスの取り扱いをしなくなったのかが知りたい」などと驚く声が出ている。
運営するアニメイト(東京都板橋区)の宣伝部は6日、J-CASTニュースの取材に下記のように事実関係を答えた。
「(23年)4月にアニメイト秋葉原がリニューアルをして多くのお客様にお越しいただきよりお楽しみいただけるように商品の展開場所の移動なども随時行っております。
地下1階のフロアについては別の用途で使うため閉鎖をしておりますが成年コミックスの取り扱い自体を停止するということではなく地下1階での成年コミックスの取り扱いを停止しております」
アニメイト秋葉原はリニューアルが進められてきた。22年12月に2号館がオープンし、23年4月に1号館が2号館の隣に移転しグランドオープンしたばかりだ。ともに地下1階から7階の全8フロアとなっている。
宣伝部は「ご案内の告知のテキストの表記で誤解を与える内容になっており申し訳ございませんでした」と詫びている。
写真の投稿者が同日、友人から情報提供されたとして新たな投稿で伝えたところによると、張り紙は差し替えられ、「関係者以外立ち入り禁止」との表記に変わっているという。