Togetter社が解説する「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」<出張版>
ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているスタッフがTwitterで注目された話題を厳選し、考察するコラムの第23回です。今回は「猫語翻訳アプリ」のヒットから、猫の話がTwitterで繰り返しバズる理由を探ります。
先日、猫語が翻訳できるというアプリ「MeowTalk Cat Translator」に関するツイートが話題になりました。アプリを試してみた人が、飼い猫の言葉について「思っていたより態度でかめだった」と報告したものです。
このアプリは鳴き声を聞き取って猫の気持ちを翻訳するというもので、リリースは2020年ですが、今回のツイートをきっかけにたくさんのユーザーが次々と翻訳結果をTwitterに投稿しはじめました。
<『猫語翻訳アプリ使ったら思ってたより態度でかめだった』投稿がバズる→猫を飼っているTwitter民の翻訳結果をまとめてみました - Togetter>
「私の愛がわかる?!」「さあ、喧嘩だ!」試してみてわかった猫たちの声
英BBCなどの報道によれば、このアプリの開発に携わったエンジニアは、Amazonが販売している家庭用スマートスピーカー「Alexa」の機械学習チームに在籍。膨大な鳴き声のデータを元に「怒っている」「おなかが空いた」「嬉しい」などの気持ちを判別しているそうです。
もともとは英語版でしたが、日本語版もリリースされています。ユーザーによって投稿された翻訳には「私の愛がわかる?!」という熱烈な愛のメッセージがあったり、病院に連れて行かれた際に「さあ、喧嘩だ!」と好戦的な態度をとっていたりしています。
個性溢れる猫ちゃんたちの様子がバズったことで「このアプリはなに?」とさらに注目が集まり、使ってみたというツイートが増えるサイクルが生まれていきます。なかにはおじいちゃん猫の病気を発見した、という体験談も注目を集めました。
<最近流行っている「猫語翻訳」アプリ→実際に試してみたところ想像以上に好戦的な反応をしていたことが判明した - Togetter>
<猫語翻訳で実家のおじいちゃんねこが「なんか痛いよ」というので病院に連れて行ったら歯肉炎だと判明した - Togetter>