EDダンス「酷似」騒動のアニメ「星合の空」、踊り手側に謝罪 「著作権に対する意識が十分でなかった」

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   エンディングアニメで流れるキャラクターのダンスが、「踊り手」2人による既存の振り付けと酷似していると指摘されていたテレビアニメ「星合の空」(TBS系)が2019年10月31日、公式ツイッターを更新し、「お二人には、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と2人の「踊り手」に謝罪した。

   同アニメは「著作権に対する権利意識が十分でなかった」ために、2人に事前確認をしていなかったとしている。

  • テレビアニメ「星合の空」公式サイトより
    テレビアニメ「星合の空」公式サイトより
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「ご協力いただけることになりました」

   「星合の空」は10月に放送開始。中学校男子ソフトテニス部が舞台で、エンディングアニメでは部員のキャラクターらがダンスを披露している。だが、自ら振り付けたダンスを動画サイトで配信している「踊り手」めろちんさん、七河みこさんの2人がツイッターで23日、自身らの振り付けたダンスに、同アニメのダンスがあまりにも似ていると指摘。制作側に問い合わせをすることも伝えていた。

   同アニメを放送するTBSは24日のJ-CASTニュースの取材に、「現在事実関係の確認を進めております」と回答。同アニメを制作している「星合の空製作委員会」も24日、アニメ公式ツイッターで「『星合の空』エンディングアニメーションでご指摘いただいている点について、現在、事実関係を確認しております」と報告していた。

   それから1週間となる31日、同アニメ公式ツイッターは「『星合の空』エンディングアニメーションについて」と題する新たな報告を、「星合の空製作委員会」名義で発表。次のように、踊り手2人に謝罪したうえで、協力関係を築いたことを伝えた。

「本作品のエンディングアニメーションの制作過程において、著作権に対する意識が十分でなかったため、めろちん様、七河みこ様に事前のご確認をしておりませんでした。

お二人には、ご迷惑おかけしたことをお詫びします。

アニメーターを始めとする制作スタッフ、および私共の本作品に対する想いを汲んでいただき、ご協力いただけることになりました。今後は、このようなことがないよう制作体制を見直し、本作品の制作に取り組んで参ります」

   そのうえで「引き続き、本作品を応援していただけますと幸いです」としている。この投稿は、めろちんさんも自身のツイッターでリツイートしている。

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