無断使用は、出演者がかつて出た怪獣映画の一部だった
実は、問題の映像は特撮サークルで製作された怪獣映画で、男性も実際にこのシリーズの作品を手がけたことがあった。ところが、実際に放送されたのは、男性ではなく上記のデザイナーによる監督作品の方だったのだ。番組では、男性がこの作品の怪獣と映ったツーショットも紹介されていた。
サークルの製作委員会も、公式ツイッターで、使用許可を出していない映像が無断で使われたとして、調査していることを明らかにした。
読売テレビの総合広報部は9月13日、デザイナーの自作を無断で使った理由について、J-CASTニュースの取材に次のように答えた。
「事前に送られたURLにあった映像と違うものを、誤って13秒間流してしまいました。映像使用についてのこちらの単純ミスです」
そのうえで、デザイナーには、連絡を取って謝罪したいとした。出演男性にも、自作と違う映像を流して迷惑をかけたため、13日夕にも直接会って謝罪するとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)