民事や刑事告訴を視野に
声明文では、偽の情報は会社と人物の名誉権を著しく侵害するものなどとしており、「虚偽の情報を広めている者に対し法的措置を取ることを検討しています」と方針を示している。
J-CASTニュースが19日、代理人の小沢一仁弁護士に取材したところによると、民事や刑事告訴を視野に入れているとし、「警察に(被疑者がこの人物なのか)イエスかノーかだけでもいいから発表できないのかと言おうと思っていた」と振り返った。
小沢氏は17日朝、名指しされた人物から相談を受けたという。「私に相談で来る前に一度、(その人物が直接)警察に相談で行っているが『誰がやっているかわからない』と断られた。こちらの方ではどこの誰かを特定できた時に刑事告訴まで踏み込む。発信者情報開示請求をして、(情報を広めたのが)どこの誰か調べていく」と話していた。
なお事件をめぐっては「同乗者」に加えて、宮崎容疑者が指名手配される16日より前から、暴行した運転者とする人物の氏名がネット上で拡散された。この人物の氏名が最初に書き込まれたのは、8月13日午前だとみられる。掲示板では「インスタで加害者の氏名でたね」などと書き込まれ、ツイッターやトレンドブログで、名前が拡散されていた。
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)