官民ファンドの「同床異夢」 海外メディアからも指摘される始末

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日経引用し「忖度人事」の見通し報じる

   JICの子会社にあたる「認可ファンド」は前身の旧産業革新機構と違い、個々の投資案件で所管する経産省の意見聴取を行う必要がないため、意思決定の迅速化が期待されていた。ただ、韓国のニュースサイト「ニュースピム」は、この仕組みがJICと経産省との摩擦を引き起こした可能性を指摘。日経新聞の

「関係者は『後任は政府の意図を忖度(そんたく)できる人物が選ばれる』と見る」

という報道を引用しながら、「忖度」の意味を「具体的な指示がなくても、上司が好むように行動すること」と解説した。

   中国国営の中国新聞社は

「機構の投資活動が停滞するのは必至で、経産省はさらに責任を問われることになりそうだ」

と指摘した。

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