「このままあの人が亡くなってなかったら」
また、証人喚問で竹内氏は「残念でご冥福をお祈りするという言葉がありましたが、しかし、この方は相当本省との実務的なやり取りをしていた方と言われています。本当に申し訳ない、の一言ぐらいないのですか」と追及。佐川氏は、
「本省理財局と近畿財務局との間で、私は本当の事実関係は承知していないのですが、もし仮にそういう連絡、担当の職員であられたということであって、もし仮にそういうことということであれば、それは理財局としてこういう決裁文書の書き換えをしたことにつながることでありますれば、本当に申し訳ないことだと思います」
と、事実であればと断りながら答えていた。
こうしたやり取りを見て、Aさんは番組で「『わしが責任を取る』という上司、おらんもん」と吐き捨て、責任逃れかという問いに「うん」と即答した。Bさんは「このままあの人が亡くなってなかったら全部、一番下のああいう人が責任を取って終わったのでしょうか。これで終わらせないでほしいですね」と真相解明を願った。