「取材をお受けできる体制が整っていません」
「ひだまりスケッチ」や「きんいろモザイク」など、人気漫画作品のキャラクターが登場することで注目度の高かったアプリだけに、配信開始を待っていたユーザーからは不満が噴出。ツイッターやネット掲示板には、
「きららファンタジアいつまで経っても始まらない」
「結局、今日ログイン出来ねぇよのかよ...最悪だよ」
「メンテ地獄か...そろそろ始めさせて...」
「いつになったら終わるんだろう?明日もメンテかな」
との投稿が相次ぐことに。なかには、「開発チームの皆さん......頑張って」「とんでもない修羅場なんだろうな」などと開発側に同情的な声すら出ている。
ただ一方で、運営側が告知した「お詫びアイテム」の配布方法をめぐる騒動も起きていた。当初、メンテナンス開始前にプレーを始めたユーザーだけを配布対象にするとの告知があったため、
「メンテでログインできないのに、ログインできた時間で詫び石(編注・お詫びとして配られるゲーム内アイテムなどを指す)格差つけるとか」
「あのクソ短い時間にログインできた人だけに詫び石配るとか早くもクソ運営認定しそう」
との怒りの書き込みがネット上に殺到する事態になったのだ。
こうした批判を受けてか、運営側は11日夜に発表したお詫び文の中で、
「この度の緊急メンテナンスによりご迷惑をおかけした補填につきましては『きららファンタジア』を心待ちにされていたすべての皆様に対し、ゲームの開始状況やアカウントの作成状態にかかわらず一律になりますよう配布させていただきます」
と改めて告知していた。
なお、J-CASTニュースは12日夕、今回の騒動についてアプリ開発会社のドリコム(東京都目黒区)に電話で取材を申し入れたが、通話に出た女性は、
「『きららファンタジア』の件に関しましては、現在取材をお受けできる体制が整っていません」
と話していた。