「全部非常識。迷惑行為だよ」
こうした記事の内容が、ネット上の映画ファンの間で物議を醸すことになった。筆者のアドバイスの内容について、「迷惑行為を助長しているのではないか」との指摘がツイッターやネット掲示板に相次いで寄せられたのだ。
「最初から最後まで全く賛成できない。遅れて入ってきたり終わる前に立ち上がったりと迷惑この上ない」
「1人映画の記事のコレ 全部非常識。迷惑行為だよ」
「これでマナー悪い映画鑑賞者が増えたら困ります」
そのほか、今回の記事が1人での映画鑑賞を「恥ずかしい行為」だと決めつけているように受け止めるユーザーもいたようで、「こんな書き方するから1人は肩身が狭いって思う人が増える」といった趣旨の批判も数多く上がっていた。
一連の批判を受け、「GINGERweb」側が取った対応は、告知をしないまま、記事の内容を書き換えるというものだった。30日昼時点の記事には、公開直後には存在しなかった、
「(途中入場について)くれぐれも、他のお客さんの邪魔にならないように」
「(エンドロール中での退席について)最後まで観ている方のために、身をかがめてこっそりと」
という文章が追加されたり、「周りに迷惑をかけることもなく、自分の席に滑り込むことができる」などの記述が削除されたりしている。
こうした「炎上対策」とも受け取れるGINGER側の対応について、ネット上では、
「ひとり映画の記事修正入ってる 見苦しい...」
「書いた記事に問題があると感じて変更・修正したなら、その旨を記載すべき」
との厳しい意見が寄せられている。