駅の数が多く、国鉄時代の仕組みをそのまま踏襲
J-CASTニュース編集部は、17年10月26日にJR東日本の広報担当者に取材を行い、なぜ在来線の券売機は基本的に価格表示なのか、その理由を聞いた。
JRが券売機を導入したのは国鉄時代で、ボタンを押して切符を購入するタイプのものだった。当時、すべての駅を券売機のボタンに入れるだけのスペースもなく、価格表示にせざるを得なかった。タッチパネルが導入されたいまでも、他の私鉄などと比べてもJR東日本では駅の数が膨大であることもあって、国鉄時代の仕組みをそのまま踏襲しているという。
一方、新幹線など、中・長距離の乗車券については行き先を検索して乗車券を購入する。これについては同じ場所に行くにも値段が変わり経路の指定が必要となるため、行き先と経路の指定をする仕組みになっているとしている。
今後、在来線の行き先表示での切符の販売については、「導入を検討中」との回答だった。