外務省「アルジェリアのテロ事件の犠牲者も同様の対応」
一方、反対意見としては、
「別にここで葬式をやろうというわけじゃないんだから。ただのセレモニーやろ。国賓が降りてきたらそこでセレモニーやるだろ。あれと同じだよ」
「正確には入国する前に良く帰って来て頂きました、と言う最上位の儀礼だと思う。入国前だぞ」
「空港内にそんなスペース無いし遺体は司法解剖のために病院へ直行だよ。入国前に国のために殉職した人に献花するのは国際的にも常識。噛み付いてるのはただの無知」
などといった批判が出ている。
J-CASTニュースが16年7月6日に外務省に対し、犠牲者の遺体に対する扱いについての批判が出ていることについて、「これまではどうだったのか」を取材すると、
「事実関係だけお伝えすれば、今回が特別なのではなく2013年1月にアルジェリアで起こったテロ事件の犠牲者に対しても、同じように行っております」
という回答が返ってきた。
13年1月のテロ事件は、イナメナスの天然ガス関連施設で起こった人質事件で、アラブ系の武装集団が日本人を含む外国人約40人を人質に取り、日本人10人が犠牲になったもので、このときも今回と同じ形式の献花が行われた。