小保方氏の「逮捕」「起訴」はあるのか ES細胞「窃盗」容疑の参考人聴取でネット騒然

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   「STAP細胞」作成の内幕について先日手記を刊行した小保方晴子・理化学研究所(理研)元研究員(32)に、再び注目が集まっている。

   小保方氏の研究室で見つかったES細胞(胚性幹細胞)は別の研究室から盗まれたものだ、とする理研元研究員の刑事告発をうけ、兵庫県警が小保方氏を参考人聴取したためだ。「逮捕」説もささやかれるなど、ネットで様々な憶測が飛び交っている。専門家は「その可能性はない」と語るのだが...。

  • 小保方氏の今後はどうなるのか(写真は2014年4月1日の調査委員会会見)
    小保方氏の今後はどうなるのか(写真は2014年4月1日の調査委員会会見)
  • 小保方氏の今後はどうなるのか(写真は2014年4月1日の調査委員会会見)

「容疑者不詳」のままの刑事告発を受理

   参考人聴取が行われた背景にあるのは、2015年1月、理研の元研究員が「理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)にある別の研究室からES細胞を盗んだ」として被疑者不詳のまま、兵庫県警に窃盗容疑で刑事告発したことだ。告発状はその4か月後、県警に受理されている。

   「STAP細胞」をめぐっては14年12月、理研の調査委員会が「ES細胞の混入した可能性が高い」とする最終調査結果をまとめている。しかし、小保方氏自身は意図的な混入を否定し続けている。16年1月に上梓した自著「あの日」(講談社)でも「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた」と主張しており、混入の経緯は依然不明のままだ。

   そんな中での参考人聴取の報道に、ツイッターでは一時、

「真相が知りたい」
「何があったんだろう」

との声で騒然となった。

   ツイッターの一部は、根拠不明ながら、小保方氏の「逮捕」「起訴」の可能性にまで言及しているものも少なくない。小保方氏は、拒否も可能な参考人聴取に、今回なぜ応じたのか。

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